キャリア
スカニアにとって従業員は「最も貴重な資産」です
スカニアは従業員を最も貴重な資産と考えており、一人ひとりがいきいきと活躍できる職場環境の整備に積極的に取り組んでいます。それは、日本に拠点を置くスカニアジャパンにおいても同様です。
スカニアジャパンは、日本市場のニーズに応え、ローカルの事情に寄り添った輸送ソリューションを提供するため、2009年8月に設立されました。VWグループを率いる世界有数の商用車部門「トレイトングループ」に属し、スウェーデンの工業都市・セーデルテリエに本社を置く「SCANIA CV AB」の100%出資会社です。
2023年11月には、物流・運送業界が直面する2024年問題の解決に貢献するべく、スカニアの技術を結集した新型パワートレイン「SUPER」の日本での販売を開始しました。今後はさらに国内の販売拠点・整備拠点を増やし、お客様の利便性の向上やアフターサービスの拡充に注力していく予定です。
代表からのメッセージ
スカニアジャパンでは、一人ひとりが情熱を持って新たな価値の創造に取り組んでいます。日本でのビジネスは着実に成長を続けており、持続可能な輸送システムへの移行を推進しています。
スカニアは、130年にわたってイノベーションを創出してきたグローバル企業です。世界100カ国以上の拠点で約6万人の仲間が活躍しており、私たちが日本で新たな未来を築き上げられるように働きかけ、サポートしてくれています。
スカニアには本社のあるスウェーデンの文化が深く根付き、人と人とのつながりを大切にし、尊重し合い、多様性を重んじる環境が整っています。そして、一人ひとりが持つバックグラウンドや知識、スキルのレベルに関係なく、自己成長やキャリアアップを実現するためのサポートを受けることができます。
ジェネラリスト、スペシャリスト、マネージャーなど、どのポジションにおいても、私たちが目指す輸送の未来は変わりません。クリーンで安全な輸送システムを実現するために、私たちと共に変革を推進し、日本の新たな未来づくりに貢献しましょう!
スカニアジャパン株式会社 代表取締役社長
アラン・スーダン
スカニアの経営戦略「Scania Way」と「People Centricity」
スカニアでは、経営戦略の軸となる独自の企業理念「The Scania Way(スカニアウェイ)」を掲げ、持続可能な輸送システムの実現を目指しています。その概念を図式化したのが「The Scania House(スカニアハウス)」です。
スカニアハウスの土台となるのは、「お客様第一主義」「個人の尊重」「チームスピリット」「責任」「無駄の排除」から成るコアバリューであり、これらはトレイトングループのコアバリューと共通します。お客様にどのようなサービスを提供できるか、個人のスキルや視点、経験をどう尊重するか、チームとしてどう協力し合うか、社会や環境にどう貢献するか、そして資源をどう活用するか。そうした経営上で重要な価値観を、私たちはグループ全体を通じて共有しています。
そして、もう一つ、スカニアの重要な戦略となるのが「People Centricity(ピープル・セントリシティ)」です。スカニアは、すべての従業員に才能があり、それぞれがリードし、成長し、パフォーマンスを発揮できる可能性を持っていると考えています。そして、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことは、スカニアの重要な責務です。グローバル全体で目指す取り組みやテーマを全従業員に展開し、これを骨組みとして各地域に合わせたローカルプランを立てることで、人を大切にする企業文化を育んでいます。
DEIを尊重した経営を実践
スカニアは、早くからDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン:多様性・公平性&包括性)を重視した経営を実践しています。例えば、男性のイメージが強い車両整備の現場で、女性の整備士がのびのびと力を発揮しているのもその一例です。
スカニアには、多様性を尊重する文化が浸透しており、すべての従業員に公平に機会が与えられます。誰もがいきいきと活躍できる働きやすい環境の実現が、スカニアの成長を支え、未来を切り開く力となっています。
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充実した研修プログラムを提供
新入社員向けのオンボーディングでは、座学研修で業務内容やルール、ビジネスの概要、製品に関する知識などをレクチャーするセッションが設けられています。また、e-ラーニングによる研修パッケージもあり、安心して仕事に取り組めるサポート体制が整っています。
入社後も、1万を超えるe-ラーニングコンテンツや技能系研修などを通じてスキルアップを図ることができます。さらに、ミドルマネージャー向けのマネジメント研修や任意のオンライン英会話レッスンなど、段階に合わせたさまざまなプログラムを提供しています。
充実した研修プログラムに関する記事はこちら
全従業員の安全と健康の確保を優先
スカニアでは、職場における「安全」「健康」「ウェルビーイング」の維持・推進を重視しています。その具体的なアプローチとして策定されたのが、職場の安全衛生に関するプログラム「SHE(Safety / Health measures in the work Environment)」です。
スカニアジャパンでも、グローバルな基準をベースにしながら、日本の法律に沿った「Safety & Health Guidelines(安全衛生ガイドライン)」を制定し、リスクを体系的に特定して管理したうえで安全衛生活動に取り組んでいます。
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Positoins avaiable for application
ワークライフバランスの実現
スカニアが本社を置くスウェーデンは、世界でもワークライフバランスの実現が進んでいる国といわれています。そして、スカニアの企業文化もそうしたスウェーデンの文化に根差しています。
スカニアは完全週休二日制(土日祝日は休日)で、勤務時間を自分で調整できるフレックスタイム制を導入しており、柔軟なワークスタイルを実現できます。育児や介護など個人の事情を重視する社風があり、有給休暇の取得はもちろん、家庭の事情で急に休まなければならない場合も相談しやすい環境が整っています。スカニアには、個人を尊重し、お互いに助け合うカルチャーが浸透しています。
働きやすさ、ひいては心身の健康維持にもつながるワークライフバランスの実現は、企業の成長にも欠かせない重要な要素です。従業員を最も貴重な資産と考えるからこそ、スカニアは一人ひとりが安心して働ける職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。