WIKABはより安全で快適なScania L 280を選択

輸送および道路工事会社WIKAB（スウェーデン）が取り入れた、新しいScania L 280 TMAトラック（Scania City Door搭載）は、安全で乗り降りしやすいキャブ設計で、困難な交通環境に最適な低床トラックです。

WIKABは、40年間のビジネスで知られ、信頼されています。30人の従業員と16台の車両で、他の自治体や民間事業者の道路安全を支援していない時には、あらゆる種類の輸送や道路工事を行っています。「高度な交通安全は常に私たちの課題だと言えるでしょう。私たちは、この地域の道路の建設や保守作業において、他の企業や当局を保護しています」とマネージャー兼共同オーナーのパトリック・ウィク氏は述べています。「この新しいScania L 280には、安全性と人間工学に関する優れた特徴がいくつかあります。低床で幅広のインステップで、その操縦性とアクセスしやすい運転位置により、他のトラックとは一線を画しています。」

多用途かつリスクの高い任務で信頼

WIKABの混合車両は、重要なTMA車両（トラック搭載減衰器）の他に、クレーン、フックリフト、平台、ゴミ収集機を備えたサービス車両で構成されています。TMAトラックが単独で機能することはほとんどなく、主な任務は、主に夜間に道路で作業する人や車両を保護するための情報標識運搬と衝突減衰器の役割を果たすことです。

イェーテボリから南へ約40分の高速道路E6の近くにあるWIKABのオフィスを訪れても、第一印象からは、24時間年中無休で行っている危険で時として慌ただしい道路工事の様子をうかがい知ることはできません。唯一の手掛かりは、入口のそばにある蛍光ジャケット数着です。オフィスの雰囲気は整然と落ち着いています。パトリックが招き入れてくれ、熱いモーニングコーヒーを提供する前に、靴をホールに置いておくよう求められます。彼はスカニアが好きで、WIKABのビジネスと作業車両について熱く語ります。

Scania City Doorで安全かつ簡単にアクセス

「多くの作業に適したSキャブとRキャブのTMAトラックがありますが、より優れた人間工学を取り入れ、安全性に重点を置いた新しいものが必要でした。この新しいスカニアの低床キャブは、運転者を地面に近づけることで、トンネルや道路脇の壁の狭い場所へのアクセスを向上させます。運転者は、運転席のドアを開けて交通の流れにさらされることなく、安全かつ迅速にトラックに出入りできるようになりました。」

新しいTMAトラックは右側にScania City Doorを装備し、運転席は左側にあります。Scania L 280の前方よりのキャブ位置により、エンジントンネル内のジェットファンが邪魔にならず、キャブ間のアクセスが非常に便利です。

Scania City Doorは、一般的なキャブドアとは異なり、外に開くスペースを必要としません。WIKABの従業員ニクラス・ジョンソンは、最初にこのドアを体験したドライバーですが、とても気に入り今でも新しいLシリーズトラックを好んで運転しています。

「この新しいトラックは人間工学と安全性の両面で完璧に機能します。この低い位置に座った方が安全だと感じます。様々な場面でも快適に座れるし、まさにスカニアを感じさせる仕様です。」とニクラスは言います。「右側のバックミラーの固定位置は言うに及ばず、全周囲の視認性が優れているし、City Doorを開けてもミラーが動かないので、運転時の死角がなくなり、道路脇に出る際の安全性が高まります。」

ニクラスと同僚は、車軸の前で低い位置に座るのは最初は少し珍しいと感じていましたが、すぐに慣れました。アスファルトに近く、周辺の交通がよく見えるという利点は、補って余りあります。作業中、頻繁にキャブを出入りする際に、低床は大きな利点となります。Scania City Doorは市バスのフロントドアのように機能し、足を入れる場所を十分に確保します。

「このトラックは私の仕事をとても楽にしてくれます」とニクラスは言います。「優れたTMAトラックになると思います。」

【英文記事】First Duo Trailer combination on renewable fuels in Spain | Scania Group　(SCANIA Global website/ English)