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HVO - 水素化処理植物油

HVOで持続可能な未来へ

スカニアが提案する、今できる最善。

ディーゼルと同じ1年間の車両保証

脱炭素への対応が求められる中、EVなどへの即時転換が難しいのが日本の物流現場の現実です。今必要なのは、新技術の車両を導入することではなく、今ある車両でCO₂削減を進める方法です。

 

HVO(水素化処理植物油)は、既存のディーゼル車両にそのまま使用できるドロップイン燃料です。車両の改造や大がかりな追加設備投資を必要とせず、運用方法やメンテナンス周期も軽油と同等。運行への影響を最小限に抑えながら導入できます。

 

スカニアは、HVOを使用した場合でも、通常のディーゼルと同じ1年間の車両保証( EN15940適合のHVOに限る)を適用しています。運行形態を変えることなく、実行可能な脱炭素を進める——それが、スカニアが提案する代替燃料の一つであるHVOです。

輸送業界におけるカーボンニュートラル

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物流ビジネスにおいて、脱炭素化は避けて通れないテーマです。一方で、環境対応のために積載効率や稼働率を犠牲にすることは、運送事業の経営観点から現実的ではありません。

 

BEVやFCEVは将来的に有力な選択肢ですが、現時点ではインフラやコスト、運用効率面での課題があり、即時の全面移行は難しいのが実情です。

 

そこでスカニアが提案するのが、HVOという選択肢です。既存のディーゼル車両をそのまま活かしながら、CO₂削減を今すぐ実行に移すことができます。

 

将来の技術を待つのではなく、すでに走っているトラックで脱炭素化を進める。それが、スカニアが考える現実的なトラック輸送の脱炭素化です。

燃料の特性比較

項目HVO(水素化処理植物油)FAME(脂肪酸メチルエステル)軽油
燃料区分非化石燃料非化石燃料化石燃料
既存のスカニア車両との互換性◎完全互換△ 制限あり
車両改造不要必要
メンテナンス周期軽油と同じ短い基準
保存性2年以上 3ヶ月 半年~1年
寒冷地での使用適している 適していない 要選択
CO₂排出削減効果*約90%削減約50〜60%削減
日本国内での供給実績◯(拡大中)△ 限定的
スカニア車両保証◯ 適用(1年間)〇(条件付き)◯適用(1年間)

* 原料および製造工程に基づくライフサイクルベースでの比較

今ある車両と次世代バイオ燃料でCO₂削減を始める。

HVOとFAME

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バイオディーゼルは、廃食油や動植物油などの再生可能原料から製造される燃料の総称です。HVOは、その中でも水素化処理によって製造された燃料で、軽油と非常に近い性質を持ちます。

 

第一世代のバイオディーゼル(FAME)と異なり、HVOは劣化に強く、寒冷地でも使用しやすいのが特長です。そのため、既存のディーゼル車両にそのまま使用できるドロップイン燃料として運用できます。

 

HVOは、欧州ではすでに実用燃料として広く採用されています。日本国内でも主要物流幹線動線上のエリアを中心に、供給体制の整備が進められています。

HVOを選ぶべき理由

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HVOは、環境対応・運用のしやすさの面からみれば現実的な燃料です。

環境面 : 今すぐCO₂削減に貢献

  • CO₂排出量を最大約90%削減
    ※原料調達から燃焼までのライフサイクルベース

運用面 : 現場を変えずに使える

  • 既存ディーゼル車両にそのまま使用できるドロップイン燃料
  • メンテナンス周期・車両保証がディーゼル車と同じ
  • 寒冷地でも安定した性能(低温流動性に優れる)

ビジネス面 : 経営判断につながる脱炭素

  • Scope1排出量削減に直結
  • ESG評価を高め、荷主企業の期待に応える
  • 車両入れ替えを伴わず、投資リスクを抑えた導入が可能

よくある質問(FAQ)

A.HVOは地方税法では軽油とは異なり燃料炭化水素油として扱われます。使用にあたっては事前に都道府県知事の承認が必要です。同法では軽油とHVOを混和す ることは禁止されており、また「自動車用炭化水素油譲渡証」の携帯が義務付けられています。

A.はい。HVO(EN15940規格適合燃料)であれば、通常のディーゼル車と同じくエンジンを含めた1年間の車両保証を適用します。保証条件やメンテナンス内容および周期はディーゼル車と同じです。

A.はい。燃料(HVO)供給事業者によって、主要物流エリアを中心に供給体制の整備が始まっています。詳細はHVOを供給している事業者にお問い合わせください。

A. 軽油の3倍から5倍と言われています。供給事業者・配送方法・使用場所・使用量等によって変動しますので、詳細はHVOを供給している事業者にお問い合わせください。

なぜHVOを推進するのか

HVOは、スカニアが提案する「今すぐ実行できる脱炭素」です。スカニアは「Driving the Shift(持続可能な輸送システムへの転換)」を掲げ、理想論ではなく、実行可能な選択の検討を積み重ねてきました。HVOはその中核となるソリューションです。

 

グローバルで実証された選択肢

欧州を中心に、スカニアの車両はすでにHVOで広く稼働しています。運送事業者が日常の業務において使用しており、CO₂削減効果も実証済みです。車両性能への影響もなく、商用運行の中で確立された選択肢です

 

日本市場における「現実解」として
日本市場において、スカニアはHVOを脱炭素に向けた現実的な選択肢と位置づけています。電動化は、NOxやPMに加えCO₂も排出しないゼロエミッション技術ですが、大型トラックではインフラや運用面に課題が残っています。そのためスカニアは、電動化を将来の方向性としつつ、中長期の移行期における脱炭素の解としてHVOを活用するという考え方を採っています。

 

脱炭素を加速させる鍵は

脱炭素化を進めていく上では車両提供をするスカニアだけでなく、運送事業者・荷主・燃料供給事業者との連携が重要です。私たちは、車両の供給に留まらず、各ステークホルダーを繋ぐハブ(架け橋)となり、物流に関わる全てのパートナーと共に持続可能な社会の実現を力強く牽引します。

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